●出雲大神宮

○出雲大神宮

 出雲大神宮は京都府亀岡市に鎮座する神社である。延喜式の名神大社、国幣中社、丹波国の一宮でもある。旧称は出雲神社。大神宮と称するようになったのは戦後のことである。大国主命と三穂津姫尊を主祭神とする。

 出雲といえば出雲大社が有名だが明治時代にまでは杵築大社と呼ばれており、神社で出雲といえば言えばこの出雲大神宮のことであった。吉田兼好の『徒然草』に記された「丹波に出雲と云ふ処あり」の「出雲」とはこの神社のことを指している。

 神社は創建は社伝によると和銅2年(709年)10月21日に社殿を建立したとある。『丹波国風土記』逸文に「元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す」との記述があることから『元出雲』とも呼ばれている。

出雲大神宮のHP:http://www.izumo-d.org/

 
  
 千歳車塚古墳 国道9号線から出雲大神宮に行く途中にある。全長80m・幅45mのこの地域最大の前方後円墳である。

  
 参道

  
 社名標の「国幣中社 出雲神社」は出雲大社の元・宮司で出雲大社教の創始者の千家尊福の筆による。

  
 『出雲大神宮』の扁額

  
 境内はさほど広くはないがよく整備されている。

  
 平成21年の社殿創建1300年大祭で社殿、境内共に美しく整備された。

  
 拝殿 明治11年(1878)造営

  


  
 三間社流造平入の本殿 貞和元年(1345年)足利尊氏によってに修造されたものといわれている。重要文化財。


  
 社殿の周りにはもみじの木が多く秋は紅葉で美しい。

  
 本殿の右側を登って行く 鳥居の先に磐座、右に稲荷社さらにその先に『みかげの滝』という小さな滝がある。

  
 本殿裏の磐座。山頂から転がり落ちてきた大きな岩にしか見えないが・・・・

  
 横穴式の石室を持つ古墳があった。当社の創建に関わった人物の墓であろうか?

  
 上の社 スサノオを祀るだけあって摂社とはいえ本殿並みの大きさである。文化10(1813)年造営。かっては36社もの摂末社があったと言うが今では上の社を含め6社を数えるのみである。

  
 磐座 ここが出雲大神宮の最奥となる。

○出雲大社京都分院
 
 同じ亀岡市にはあるが出雲大神宮とは別法人の出雲大社教の神社である。

  
 社殿前の大国主の銅像。愛嬌のある像である。

  

○小幡神社

 小幡神社は穴太寺の近くに鎮座する式内社。有名な神社ではないが宮司は古代史研究で著名な上田正昭氏である。

  


  
 境内は綺麗に整備されている。右は上田氏の本宅。

  


  

○篠村八幡宮


  


  


  


  
 足利尊氏旗揚げの柳 右の道は旧山陰道である。