●洛北の寺 1


○龍安寺

 龍安寺は、京都府京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺院。石庭で著名。本尊は釈迦如来。応仁の乱の東軍の大将として知られる細川勝元が宝徳2年(1450)に創建した禅寺である。。

 もともとこの地は、藤原北家の流れを汲む、徳大寺家の山荘であったが、細川勝元が譲り受け妙心寺5世住持の義天玄承(玄詔)を迎えて禅寺とした。

 最盛期の龍安寺には塔頭が21か寺、軒を連ねていたという(現存は3寺)が寛政9年(1797)の火災で仏殿など主要伽藍を焼失し、塔頭の1つであった西源院の方丈を移築して龍安寺の方丈(本堂)としたものである。

 ■龍安寺のHP:http://www.ryoanji.jp/

  
 こじんまりとした山門

  
 龍安寺の全景 昔はさらに広大であったという。

  
 鏡容池 周囲は回遊式庭園になっている。国の名勝で龍安寺は石庭よりもこの回遊式庭園の方が昔は有名だったらしい。

  


  
 大書院にいたる石段 秋になると紅葉で有名な場所である。

  
 方丈庭園(史跡・特別名勝) 『龍安寺の石庭』として著名な庭である。幅 22 メートル、奥行 10 メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め、15個の石を点在させた実に質素な庭である。

   
 逆の角度から見たもの

  
 この庭を見て「素晴らしい」と感じるか、あるいは「なにこれ」と思うかどちらかであろう。

  
 庭の周りを取り囲む塀の壁の美しさが印象的である。

  
 石庭と観光客 石庭を鑑賞しているというより次はどこに行くか思案しているように見える。

  
 石庭の横はこんな庭

  
 知足の蹲踞(つくばい) 蹲踞は茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石のこと。この蹲踞には「吾唯知足」の4字が刻まれている。徳川光圀の寄進と言われるが、ここにあるのはレプリカである。


  
 ビルマにおける戦没者供養のための

  
 龍安寺は湯豆腐でも有名 

○仁和寺

 仁和寺は京都府京都市右京区御室(おむろ)にある真言宗御室派総本山の寺院である。開基は宇多天皇。

 皇室とはゆかりの深い寺(門跡寺院)で、出家後の宇多法皇が住したことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称された。明治維新以降は、仁和寺の門跡に皇族が就かなくなったこともあり、「旧御室御所」と称するようになった。

御室は桜の名所としても知られ、春の桜と秋の紅葉の時期は多くの参拝者でにぎわう。徒然草に登場する「仁和寺にある法師」の話は著名である。当寺はまた、宇多天皇を流祖とする華道御室流の家元でもある。