●瀬田唐橋と湖国の神社


○瀬田の唐橋

 瀬田の唐橋は滋賀県大津市瀬田の瀬田川にかかる全長260mの橋である。宇治橋、山崎橋とならんで日本三名橋・日本三古橋の一つとされる有名な橋である 。日本の道100選にも選ばれている。

 琵琶湖から注ぎ出る川は瀬田川しかなく、その瀬田川にかかる橋は瀬田の唐橋だけだったので京都防衛上の重要地とされ、壬申の乱をはじめ古来多くの合戦が行われた。

 織田信長が唐橋を現在の位置に移し、それ以前は60m南にかけられていた。現在の橋は昭和54年(1979)に架けられたものであるがそれ以前は木造の橋であった。

  
 擬宝珠は歴代受け継がれており、古いものでは江戸時代のものもある。

  
 橋の色はクリーム色。塗り替え時期となっているが何色にするか関係者の間で様々な意見があるようである。

  
 橋から500m先には建部大社がある。

  
 瀬田川は下流で宇治川となり、桂川と合流して淀川となる。

  
 滋賀県道2号大津能登川長浜線がこの橋を渡るので交通量はかなり多い。

  
 地元のロータリークラブによって建てられた橋の看板 俵藤太(藤原秀郷)の大百足退治の絵である。橋にまつわる伝承、伝説は数多い。


○建部大社

 建部大社は、滋賀県大津市に鎮座する神社である。建部大社と称するようになったのは戦後、戦前は建部神社である。近江国一宮であり式内社(名神大)で旧社格は官幣大社である。主祭神は日本武尊、相殿に天明玉命、また権殿には大神神社から勧請した大己貴命を祀っている。

 社伝によると、景行天皇46年に景行天皇の皇子である日本武尊を建部大神として祀ったのが始まりとされ、天武天皇4年(675)に現在地へ遷座したとされている。



  


  


  


  
 重要文化財の石燈篭  文永7年(1270)の銘がある。

  


  


○鏡神社


  


  


  


  
 本殿三間社流造、こけら葺で南北朝時代に建てられた物。重要文化財に指定されている。本殿前には竈がある。

  


○苗村神社

 苗村神社(なむらじんじゃ)は、滋賀県蒲生郡竜王町に鎮座する神社である。 式内社であり旧社格は県社である。西本殿が国宝に指定されているのをはじめ、数多くの建造物が重要文化財に指定されている。

 社殿は道路を挟んで東西に別れており、西本殿には国狭槌命(くにのさづちのみこと)、東本殿には大国主命、素盞嗚尊が祀られている。

 創建は不詳だが寛仁元年(1017)、朝廷に門松用の松苗を献上したことから、後一条天皇から苗村の称号を賜り、苗村と呼ぶようになったという。天文5年(1536)には後奈良天皇から「正一位」の神位を授かっている。

  
 鳥居と楼門 茅葺きの楼門(重要文化財)は遠くからでもよく目を引く。

  
 楼門には神仏混合のなごりで木造不動明王像(重要文化財)が安置されている。

  


  
 御神馬

  
 三間社流造の西本殿 残念ながら参拝時、西本殿は修理中であった。

  
 東本殿(重要文化財)


○沙沙貴神社

 沙沙貴神社(ささきじんじゃ)は滋賀県近江八幡市安土町に鎮座する神社である。式内社、旧社格は県社。全国の『佐々木さん』の総氏神である。

 主祭神は少彦名命、他の四座五柱の神々と共に、「佐佐木大明神」と称する。佐佐木源氏の氏神とされ現在も宇多源氏・佐佐木源氏末裔の篤い信仰を集める。日露戦争203高地の戦いで名高い乃木希典もその一人。

  


  
 茅葺きの楼門

  
 楼門の正面

  


  


  


  


  
 境内にある『乃木さんのお言葉』に石碑

  


○加茂神社